夢を実現するためには、モチベーションが重要な要素になってきます。モチベーションが上がらなければ、そもそも目標に向かって努力することすらできません。どうすればモチベーションが上がり、それを維持することができるのでしょうか。
最初にすべきことは、自分がどんな人間になりたいのか、できる限り具体的なイメージを持つことです。イメージが具体的であればあるほど、今の自分になにが足りないかわかってきます。まず、現在の自分と理想の自分との距離を把握することが必要です。次にすべきは、自分に制限を課すことです。人間時間が有り余っていると思えば、なんでも後回しにしてしまいます。夏休みの宿題も、多くの人が期日が迫ってからやりはじめたのではないでしょうか。たとえば、本を読むときにあえて制限時間を設けることで、その時間で必要な情報を吸収できるようになります。自分がどれくらいの読書スピードか予め把握しておき、その半分～3分の2程度の時間制限を設けてみましょう。自分の能力に驚くはずです。
また、大きな夢の実現のための中間目標は、できるだけ高く変更可能なものにするのも大切となります。スモールゴールではなく、ストレッチゴールを設定するのです。スモールゴールは少しの努力で達成できてしまうため、達成感も工夫もありません。逆に、ストレッチゴールへ達成するには普通の努力だけでは足りないため、なにが不足しているかを考えて工夫を凝らすようになります。そうすると、普段自分が見ていなかった視点からも物事を見るようになり、新しい方面からのアプローチが可能になるのです。これらのルールを守ることは、モチベーションの維持・向上に大いに役立ちます。